漢字文化「大字」

 

お金と漢字に関するお勉強。

1・一万円

1万円札の束ですね。1万円と漢字で書きなさい。こう書いた人?(1万円)

それ以外を書いた人?

書いてみてください。

見てみましょう。(壱万円)こう書いた人?

2・2千円札

 2千円札です。漢字で書いてご覧。

 (弐千円)こう書いた人?

よく知っているねえ。

3・十五万円

 お祝いやおそう式の時にかかれていました。

 なんと読みますか?むずかしいので、ヒントをあげます。

 ひらがなを書きなさい。

(いちじゅうまんえん)

4・大字について

 このような漢字を大字といいます。

言ってご覧。(大字)

5・大字はどうしてあるのか?

 でもさ、こんなむずかしくかく必要ってあるのかなあ?どうして大字があるのか。となり近所と相談してご覧なさい。

 どうして?(お金の数字の書きまちがいをふせぐために。)

6・ブログを見てみる。

 こんな質問がインターネット場にありました。よんでごらん。

 (小切手を手書きするとき漢字の数字じゃないといけませんか?数字の1、2、3と書いても使えますよね。)

 数字で書いていいと思う人?

書いたらダメだと思う人?

 こんな答えを書いている人がいました。よんでみて。

(法的にはアラビア数字で問題ありませんが、1を40を8や6に悪意を持って書きなおせる危険性が高いのであまりお勧めできません。)

 ほんとうかなあ。信じられる人?

7・法令をみてみる

 先生も法令をしらべてみました。黄色い字を読んでください。

 小切手の法令。

(「一」、「二」、「三」及び「十」の字体 は、それぞれ「壱」、「弐」、「参」及び「拾」の漢字を用い、)

(「壱、弐、参、拾」の文字を用いなければならない。

(壱、弐、参、拾の文字を用いなければならない。) 

 法令でも大字を使うように示されているのですね。

8・まとめ

 大事はお金のトラブルなどを防ぐためにつくられた漢字なのですね。

9・練習

難しい「壱」。

先生と一緒に空書きしましょう。さん、はい。

大字の書き方をさらに勉強していきましょう。