指名なし討論、検討を実現させるのに

必要な子どもの司会言葉等

                                  山本東矢

 

指名なし発表が当たり前にでき、指名なし質問ができるようになったら以下の事を少しずつ指導していく。(教師が子どもに、「誰か~~と言いなさい。」と指導していく。)

論点がずれている時

↓→①論点がずれています。話をもどしてください。

↓→②この話は~について話すのが大事です。

↓  ~について話してください。

↓→③その話はあまり関係ありません。

戻してください。

 

発言をほとんどしない人がいた時

↓→①Aさん今のBさんの意見に対してどう考えますか。

↓  (意見の少ない人に誰かが急にあてる。)

↓→②Aさんの今の意見を聞かせてください。

  (相手の意見の仲間に)

 

(教師)発言をしていない人、前にでてきなさい。

反論か、司会言葉をいったら席に戻ります。

 

 

発言する人がかたよった時

↓→①私と同じ意見のAさんはどう考えていますか。

↓  (味方の人に)

↓→②Aさんと同じ意見のBさんはどう考えていますか。

↓  (相手の意見の仲間に)

↓→③Aさん、発言を味方に人にふってください。

↓  (発言をしてない人が発言している人に言う。)

↓→④○グループの意見の人、意見をどうぞ。

 

5分間に一回は確認をしていいこと

↓→①ぼくの意見に賛成の人?反対の人?

↓  反対の人、意見をお願いします。

↓→②人数確認をします。~について賛成の人。反対の人。

   (聞いた子どもが板書する。)

 

 

 

話の意味がわからなくなってきた時

↓→①少しまとめます。今は~という事で話しています。

↓→②話を変えていいですか。

↓→③わかりにくいので、一言でいってください。

 

 

話が長い子がいた時

↓→①20秒以内でいってください。

↓→②一言でいうと何ですか。

 

 

声が小さい子がいた時

↓→①もう少し大きな声でお願い

します。(連続2回まで)